大崩海岸:鉄道編1
- 2010/08/16
- 13:51
一つは隧道真上から右写真の様にロープを使って斜面を降下する方法、もう一つは明治時代の街道筋:静濱街道をトレースして海岸沿いから近付く方法だ。
探索では7月18日と8月13日2日間調査しており7月は降下ルート8月は静濱ルートでアプローチしてみました。
降下ルートの入口に関しては県道沿いの謎の無人駐車場(周りに何も無し)向かいからアプローチ出来る。
無人駐車場についてはネット上で有名物件だけに廃線を訪れる人目当てではないか?など色々憶測されているが真相は崖の下へ釣りに行く釣り人の為の駐車場のようだ。(現地近くの釣り人からの情報)
まぁとにかくここから焼津口へ下って逝く。。。
しばらく下っていくと駐車場から見えたアノ構造物が目の前に転がっていた!!
昭和23年アイオーン台風によって崩壊した石部隧道焼津口の坑口だ!!しかしデカイ!!
大きさを比較するものが特に無かったので俺がしょっていたディバックを比較に置いてみた。その大きさが分かってもらえるだろうか?
ちなみにこちらが8月に訪れた際の静濱街道からのアプローチ画像だ。浜辺を歩いて行くと先ほどの坑口の残骸がどんどん近付いてくる。
浜辺沿いに歩いて行くと崩壊した坑口の間を抜けていくことになる。画像はもちろん筆者の目線で撮影したもので、目の前に広がる風景はまるで巨大な切りとおしのようでもある。こうやってみるとこちら側が廃線跡への正門なのかもしれない。
そして振り返ると待望の坑口との対面だ!!
現役当時煉瓦巻きであった坑口は上り下り両方とも崩れてはいるがその迫力には圧倒される!!高さにして約10m頭上にポッカリと開いた2つの坑口。。。
このアングルから隧道を眺める事もそうそうできない事だろう!しかも並列で・・・
これが廃線愛好者の間で聖地とあがめられている石部隧道焼津口の今の姿。。。
とりあえず上り線の方から内部探索してみよう。
そんな訳で上り線坑口を目指し斜面を登っていく!!
藪に隠れて分かりにくいが坑口まではかなり急な坂(崖)となっているので注意が必要だ!!
そして遂に石部隧道焼津側坑口の目の前に立ち内部に目線を映す・・・
次回;遂に到達した石部隧道内部!そこで筆者が目にした光景とは!!
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